問題行動に悩まされることなく穏やかな日常生活を送り、被災した時に効率の良く避難し、交通事故に遭わないように行動するために、家族の一員である愛犬を訓練（トレーニング）することは、非常に重要である。だが、しかし、一次診療施設に勤務する獣医師・動物看護師は既に実感していると思われるが、誰の助けも借りずに、あるいは、何の知識も身に着けずに、全てのオーナーがスムーズに愛犬のトレーニングを終わらせることは不可能といって過言ではない。つまり、「助け」と「知識」を得る機会が必要とされているのだ。
そして、その機会は、今まさに訪れている。
「Dog Training Education Month」
2月は、幸せなペットライフを過ごすために愛犬のトレーニングに勤しむ特別な1ヶ月に指定されている。故に、現在、海外では、何処で、どんな方法で、どのようなポイントを押さえてトレーニングを積むべきかについての情報発信とイベント開催が盛んになっているのである。
『犬のトレーニングが必要な理由を知ろう』
『犬のしつけ教室に通ってみよう』
『新しい芸を愛犬に覚えさせよう』
多くの動物関連団体やウェブサイト、SNSの投稿が呼び掛けてくる。この絶好のチャンス（啓蒙）に、犬をトレーニングすることの意味と方法を知り、実行に移して頂ける方が増えることを期待している。
アメリカのニューヨークでは、問題行動に起因した交通事故に遭う犬が多いとのことですので、愛犬のトレーニングを真剣に検討して頂けますと幸いです。
参考ページ：
https://nationaltoday.com/dog-training-education-month/
