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大晦日に発信される犬の音恐怖症に対する7つのシンプルな対応策

投稿者:武井 昭紘

ニューイヤーイヴ。

日本では新年を迎える前日12月31日のことを「大晦日」と呼ぶが、海外では「こう」表現するようで、おそらく、この言葉には、今年を振り返り、新しい年に大いなる期待をする世界各地の人々の気持ちが込められているのだと推察している。故に、ニューイヤーイヴからニューイヤーへと移ろう「特別な夜」を祝い彩るために、至る所で花火が打ち上げられるという。その裏で大きな爆破音に怯える音恐怖症のペットたちの存在を掻き消すくらいの勢いで盛大に—–。

そこで、冒頭末尾に記した「闇」に懸念を抱いたロンドンに拠点を置く動物慈善団体Dogs Trustは、音恐怖症の犬の不安や恐怖を軽減する対応策を具体的に提案するために、以下に示す通り、7つのシンプルな対応策をツイッターアカウント上に掲載した。

◆犬の音恐怖症に対する7つのシンプルな対応策◆
①家は安全な場所だと彼らに教える
②ニューイヤーイヴの散歩は日没前に済ませる
③居心地の良い隠れ家を用意する
④彼らを花火の音が聞えない場所に連れていく(または彼らの好きなオモチャで気を散らす)
⑤安心を求めて近づいてきた彼らに優しく接する
⑥彼らを無理矢理に外へ連れ出そうとしない
⑦カウントダウンイベントには彼らを連れていかない

 

上記のこと纏めると、安心して、落ち着けて、隠れられる場所が近くにあることが、音恐怖症に苦しむ犬の福祉にとって大変に重要な事項であることが窺える。よって、ニューイヤーイヴを楽しみたい人々と、ニューイヤーイヴを日常として過ごしたい犬たちが、共に幸せな気持ちで新年を迎えられるように、今回紹介した7つの対応策がイギリスのみならず世界中へと普及していくことを願っている。

Dogs Trustのホームページには、犬の音恐怖症への対応策が更に詳しく記載されておりますので、是非ご覧ください。

 

参考ツイート:https://twitter.com/DogsTrust/status/1211352153186390016


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