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子猫を捨てること・子猫を引き取ることを考えさせられるアニメーション

投稿者:武井 昭紘

イギリスはロンドンの南。

ここには、猫の福祉向上を目指す大規模な動物保護団体Cats Protectionの拠点があり、日々500匹もの保護猫の世話を行いながら、1927年の設立以来、150万匹以上の猫に里親を見付けてきたという。

そして、保護活動を続ける中で、ある子猫の物語が生まれたとのことである—–。

 

それは、同団体のスタッフが4匹の捨てられた子猫を発見するところから始まる。
近くの茂みには、子猫を通ったように見える穴。
おそらくは、捨てられた当初は5匹だったのであろう。
『探さなくては—–。』と焦るスタッフ。

暫くして、衰弱した「残りの1匹」、Libbyが見つかる。
保護されたLibbyという猫は、Cats Protectionの施設内で兄弟と再会し、そして…。

 

この物語は、Libbyの寂しさ・孤独感、保護団体スタッフの心配・捜索努力、再会時の子猫たちの安心感が誰にでも非常に分かりやすくシンプルにアニメーション化され、現在、YouTube上に公開されている。ご覧頂ければ明白であるが、捨てるヒトが居るということは、苦しむ子猫が居ること、それを懸命に探すヒトが居ることと同意であることを実感できる作品だ。よって、これから年末年始を迎え、人々が特別な気持ちを抱く12月という季節に、悲しい想いを経験する子猫や保護団体スタッフ(無論、治療に関わる獣医師・動物看護師も含む)が1匹でも1人でも少なくなるように、Libbyの物語が多くの人の心に届くことを願うばかりである。

保護されたLibbyが最終的にどうなったのか、YouTubeの動画をご覧頂けますと幸いです。

 

参考ページ:

www.youtube.com/watch?v=gUW4DPgQukk&t=182s


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