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荒々しい猫の診察 獣医師が対応する動画が話題に

投稿者:AsaT

動物病院に来る動物はおとなしいペットばかりではなく、怒ったり噛み付く場合もあります。診察嫌いの猫をどのように対処するかを解説した、数年前にYouTubeに投稿された1本の動画が再び話題になっています。なんと猫役も獣医が行なっているのです。

記事によると、動画ではプロの獣医はどのようにミッション(治療)を遂行させるかという、非常にわかりやすい例を、獣医が猫に扮して実演してくれています。猫役の獣医の迫真迫る演技に思わず吹き出しそうになってしまいますが、ジョーク動画ではなく、日々の獣医師らのリアルな苦労が隠されています。

動画では最初のアプローチとして、獣医は分厚い手袋を両手にはめ、ハンドルのついた透明パネルを用意。まるで警察機動隊のようにそれを前に掲げながらジリジリとケージへ近付きます。このパネルは、攻撃をしかけて外に逃げようとする猫を優しくケージの中に押し戻すのに役立つそうです。

次に獣医は紐付きの棒を用意し、この器具をケージの中にいる猫の首にひっかけて、外へ導き出します。なんとか診察台に乗せるための策です。診察台に乗せた後は、猫が前脚で引っ掻かないようにラグのような布で巻こうと試みます。

ところが、動画では猫役の獣医師が逃げ出し、迫真せまる演技で猫のように逃げまわります。獣医は部屋の隅にいる猫にそっと近づき、ラグのような布を猫に被せ、パニックになっている猫を確保して浣腸の注射をお尻に射し、無事にミッションを遂行しケージへ戻します。

普段の獣医師がどれだけ真摯に猫と向き合い、懸命に診察をこなしているかが分かる動画になっています。

 この動画を見たユーザーらからは、猫になりきって素晴らしい役を演じた男性に「オスカー賞を!!」といった声が相次いだ。

 


参照元リンク

<2019/10/13 BIGLOBE>

荒々しい猫の診察 獣医師が対応する動画が話題に

 

Veterinary Technician Training: Handling a Fractious Cat

 


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