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犬の散歩に適応するサマータイムを考える~熱中症とともに注意を払って欲しい夏のトラブル~

投稿者:武井 昭紘

日本時間2019年6月25日、アメリカ獣医師会(AVMA)のツイッターアカウント(@AVMAvets)に、夏場におけるペットライフの「ある悲劇」がアップされた。

なお、AVMAによると、情報発信者はワシントン州に位置するMedical Lake Veterinary Hospitalという動物病院で、その発信内容は、本来なら楽しいはずの散歩中に起きた「犬の肉球の火傷」に関してであり、罹患犬は、舗装された道が血に染まるほどに肉球の皮膚が落ちる深刻な火傷を負っていたとのことである。

これを受けて、同院は、強い日差しの中を散歩する危険性について注意喚起をしており、舗装道路の温度が低い時(早朝または夜間)に散歩すること、草が生えている場所など舗装されていないポイントを選んで犬を歩かせることの大切さを訴えている。

おそらく、今回紹介した事象は、真夏日・猛暑日が続く日本の夏においても起きる可能性が充分にあるのではないだろうか。

愛犬の健康維持のために、定期的な散歩は欠かせないことは重々承知してはいる。だが、しかし、肉球の火傷と引き換えにしてまで、散歩に固執することは賢明ではないと思われる。よって、本稿をキッカケに、夏場の犬の散歩にサマータイムの導入を検討するご家庭が増えることを願っている。

AVMAのツイッターアカウントからリンク先へと移動すると、肉球の火傷の状態が閲覧できますので、獣医師・動物看護師の方は、ご確認頂けますと幸いです。

 

参考ツイッターアカウント:@AVMAvets


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