ゴールデンウィークを過ぎて、5月も後半へと差し掛かり、暖かい、または、暑いと感じる日が増えてきた印象を受けるため、とりわけ、晴れた日は気持ちが良く、ペットライフを満喫するかのように、『愛犬とドライブに出掛けるか』と思い立つヒトも多いものと推察する。しかし、毎年のことではあるが、気温が上がれば、次第にヒトも動物も体温調整が難しくなり、熱中症のリスクが誰しもにも降りかかることを決して忘れてはならないと思うのだ。
そこで、現在、車内に残された犬の熱中症を注意喚起する目的で、SNS上に投稿が相次ぐハッシュタグを紹介したい。
#DogsDieInHotCars
「熱気がこもった車内に残された犬は死にます」とストレートに、且つ、端的に表現されたこのキーワードは、イギリスを中心にして、獣医師会、動物関連の慈善団体、個人から、厳しくも犬への愛に溢れたメッセージや画像を添えて発信されている。
同ハッシュタグは、昨年、炎暑とも称される災害レベルの暑過ぎる夏を経験した日本でも活用できるのではないだろうか。
よって、是非とも、獣医師・動物看護師(学生を含む)は、日本全国、いや、世界中へと拡散していくような「犬の熱中症を防ぐ」メッセージを考案し、#DogsDieInHotCarsに添えて発信して頂けると幸いである。
参考ハッシュタグ:#DogsDieInHotCars