ニュース

動物看護師、国家資格へ法案 超党派議連が提出

投稿者:AsaT

動物看護師は動物医療には欠かせない存在ですが、国家資格ではありません。専門学校を主とした養成校があり、獣医保健看護系大学でも学ぶことができます。しかし、学校によってカリキュラムが異なったり、卒業後の知識や技術が統一されていないのが現状です。

記事によると、ペットを家族同然に大切にする人が増え、質の高い診療が求められていることから、「動物看護師」を国家資格に規定する新法案を超党派の議員連盟がまとめ、今国会に提出する方針を固めたことが24日に分かりました。

今現在は業界団体が設けた認定資格を取得するのが一般的ですが、動物看護師は資格を持たなくても働くことが可能です。動物看護師の仕事は診療補助、入院中の動物の世話、窓口業務など多岐にわたり、動物医療には欠かせない存在となっています。

また、口蹄疫や鳥インフルエンザなどの家畜衛生の対策強化として、獣医師による多様で高度な診療技術が求められていますが、獣医師と動物看護師、検査技師、家畜人口授精士などの他分野専門職との連携の必要性が高まっています。こうしたことからも、動物看護師の統一資格化は必要だと考えられているようです。

法案には与野党が賛同しており、今国会中にも成立する見通しだ。


参照元リンク

<2019/04/24 一般社団法人共同通信社>

その他の参照元
参照元リンク

<酪農学園大学 獣医保健看護学類 レポート>

動物看護師、国家資格へ法案 超党派議連が提出(写真と記事は関係ありません AC Photo)

 

 


コメントする