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三重大学 ガン細胞などの解析ソフト開発 半年が5日に

投稿者:AsaT

日本人の2人に1人はガンになり、3人に1人がガンで亡くなるとされています。医療の進歩や検診での早期発見が可能になり、ガンは治る時代といわれていますが、原因を引き起こす遺伝子の早期発見ができれば、ガンは怖いものではなくなるかもしれません。

記事によると三重大学の研究グループは、ガン細胞を解析したり、病気を引き起こす遺伝子の発見につなげるため、脊椎動物の研究などで使われる小型の熱帯魚「ゼブラフィッシュ」の体内にある遺伝子を素早く発見するためのソフトウエアを開発しました。

ゼブラフィッシュのゲノムと人間のゲノムは似ている構造を持つため、1970年代からガンの治療法や幹細胞移植の研究に活用されています。

同大学研究グループが開発したソフトでは、これまで半年以上かかっていたものが、5日ほどで遺伝子を調べることが可能で、これまでに実験で使われていたウサギやネズミの代替として活用されているそうです。

同大学研究グループが18日に発表した解析ソフトでは、ゼブラフィッシュの体内に移植したガン細胞量の変化を解析でき、細胞を3D化することで、病気などの原因を引き起こす遺伝子の早期発見につながることが期待されています。

ヒトのガン細胞などの解析が早まれば、動物のガンへの研究や解析方法も変わってくるかもしれません。

会見で、ソフトを開発した三重大学の研究チームは「世界中の科学者に無料で使ってもらうことで、遺伝子研究の進展に貢献したい」と話していました。


http://www.mietv.com/news/prenews.html?article=4

<2019/04/18 三重テレビ放送>

三重大学 ガン細胞などの解析ソフト開発 半年が5日に

 


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