10月は、動物の健康維持や動物福祉の向上を目標に掲げた特別な日または週が数多く指定されており、10月4日の記事にて紹介したNational Walk Your Dog Weekが一例として挙げられる。また、この啓蒙週間に重なるように、動物保護・動物愛護の概念の普及を願ったWorld Animal Dayが10月4日に設けられ、現在でも一端を感じ取ることができる程に、様々な動物への想いが世界中からSNS上にアップされている。そのような背景の中、World Animal Dayに併せて、ある取り組みがフィリピンで行われていたことが発表されたため、以下に紹介したいと思う。
「CAT’STRATION DAY」
1日に猫1000匹の去勢手術を無料で実施する日という意味で、「今までにないリアルな動物福祉を実現する」という一文とともにツイートされている。
筆者は、猫(CAT)と去勢手術(CASTRATION)の2語を用いた造語であると理解した。加えて、10月4日に懸ける並々ならぬ意思も窺えるような気がする。
前述のような精神・概念は、ストリート・キャットで溢れ返っている日本にこそ必要なものではないだろうか。よって、来年以降の同日には、本国でCAT’STRATION DAYが計画され、猫の過剰繁殖を抑止する福祉活動が実行に移されることを願っている。
参照ツイート:https://twitter.com/worldanimalday/status/1047910513630482432