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恐ろしい姿のスーパーモンスターウルフが淡路島に上陸 イノシシ撃退に期待

投稿者:AsaT

農林水産省によると、平成28年度の野生鳥獣による全国の農作物被害状況(平成30年1月19日発表)は、農作物被害は被害金額が約172億円。主要な獣種別ではシカが約56億円で、イノシシが約51億円にも上るそうです。淡路島では、イノシシなどを追い払う「スーパーモンスターウルフ」に期待が集まっています。

記事によると、LEDの光と音で威嚇し、イノシシなどの有害鳥獣を追い払う装置「スーパーモンスターウルフ」が今月、兵庫県淡路市生田畑に導入され実証実験が開始されました。甲信越や九州では導入が始まっていますが、関西では初めてになるそうです。

スーパーモンスターウルフは、電機メーカー太田精器(北海道奈井江町)が昨年秋に開発したもので、外見は野生動物の天敵のオオカミを模していて、大きくて目立つボディになっています。スイッチを入れると、イノシシが恐れるとされる声が田畑に響き渡り、撃退できる仕組みになっているます。

淡路市ではイノシシ被害に悩んでおり、同市の有害鳥獣対策協議会がスーパーモンスターウルフ2体の導入を決めました。今後2ヶごとに設置位置を変え、来年3月までに市内計8地区で効果を確かめていくそうです。

1体約40万円で、これまでに長野県や山梨県をはじめ、四国や九州の自治体、地元JAなどが計30数体を採用している。


参照元リンク
<2018年8月7日 産経WEST>

LEDの目を光らせ、音声とともに威嚇する「スーパーモンスターウルフ」=兵庫県淡路市生田畑

参照元サイト
厚生労働省「全国の野生鳥獣による農作物被害状況について(平成28年度)」

 


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