南米大陸原産で強い猛毒を持つヒアリ。日本でも2017年5月に兵庫県で初めて発見されました。その後も12の都道府県で発見され、環境省主導の下、殺虫処分が行われていました。
2017年11月に広島で確認されて以来、発見情報は途絶えていましたが、成田空港に空輸された空輸便からヒアリが約160引匹見つかったことが明らかになりました。
記事によると、7月29日に米ダラス空港から成田空港に空輸された、工業製品などが入ったコンテナの敷板から10匹ほどのヒアリが見つかったそうです。荷降ろし中の作業員が発見し、国に通報すると伴に殺虫剤で駆除しました。
翌30日に再度、敷板を詳しく確認したところ、新たに約170匹のアリを発見。駆除したアリを専門家に確認以来したところ、駆除した180匹のうち、160匹がヒアリと確認しています。
残る20匹は羽アリで種類を確認中。女王アリは見つかっていない。
<2018/07/31 産経ニュース>