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岡山 避難所のペット支援広がる 獣医師が検診

投稿者:管理者

西日本豪雨により多くの住民が避難所での生活を余儀なくされ、暑さや避難所生活の長期化でペットにも体調不良が増えています。岡山県倉敷市真備町では被災したペットへの支援が広がり始めている。

記事によると、同県の真備町内で21日に獣医師による検診が行われ、ペット連れ専用の避難所も開設されました。その一方で、転居先の問題からペットを手放さなければならない人もいて、被災地では「家族の一員」との向き合い方が問題になっている。

同町のスーパー「山陽マルナカ」が仮営業する駐車場で21日、ペット用診療車による健康診断が行われた。診断のほかにも爪切りなどのケアをや年齢に合わせたおむつや餌も提供された。避難所で生活し、オスの犬を連れて診療に訪れた70代の女性は、「犬が普段とちがってイライラしている。子供と同じくらい大切なので、診てもらえて安心した。」と笑顔をみせたという。

ほかにも、市の保健所にはペットの一時預かりの問い合わせが増えており、市は一時預かりが可能な動物病院やペットショップを保健所のホームページ上で紹介。しかし、預かり頭数に制限があったり、長期的に預かれる施設が必要だが、既に避難所に開放されている場合もあり、確保は容易ではないのが現状。

仮設住居に入居するため、ペットを手放す選択を強いられるケースも出てきている。愛犬2匹と一緒に非難している60代の夫婦は、娘の大学受験を控えて仮設住居に移る決断をしたが、ペットが飼えないため、里親を探すため動物保護団体に引き渡すことを検討している。

ペットは大切な家族の一員であるため、避難所での生活や過ごし方が大きな課題になっています。

担当者は「ペットも大切な家族。被災や避難生活のストレスを感じている動物も多いはずだ」と指摘する。


参照元リンク

<2018年7月21日 産経WEST>

倉敷市立穂井田小学校の体育館で愛犬と避難生活を送る男性=21日午後4時15分、岡山県倉敷市(寺口純平撮影)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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