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マダニ媒介のSFTS 長大の調査で飼いネコからも検出

投稿者:AsaT

マダニが媒介する感染症のSFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、シカやイノシシについたダニから感染が広がると考えられてきたが、ペットの猫からもSFTSへの感染が確認されている。

記事によると、今月1日までに長崎県内で9例のSFTSの猫が確認された。調査をしているのは長崎大学で、獣医師会の協力を得て、先月から動物病院に運ばれた病気の猫の血液検査したところ、15匹中9匹がSFTSを保有していたという。

これまでは野生動物がマダニに噛まれ、ウィルスを持ったマダニを各地に運んでいると考えていたが、ペットにまで広がっていることが明らかになった。今回、調査した猫はいずれも屋外で飼われており、ペットを屋外に出す場合は体調変化やマダニに噛まれていないか、注意する必要があると呼びかけている。

ウィルスを持ったマダニは広い範囲で草むらなどに生息しており、ペットの犬や猫が草むらなどからマダニをつけてきたと考えられている。今後、猫を介したSFTSの症例が出てくる可能性があるため、マダニに噛まれないよう予防が必要になる。

病気になっているネコを看護する触る時、引っ掻かかれたり噛まれたりした後にもしかしたら自分の体にウイルスが入ってくる可能性も頭の片隅においておく必要があるかなと


https://www.nbc-nagasaki.co.jp/nbcnews/detail/890/

<NBC長崎放送 05月01日 19時05分>

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