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京都大学などの研究グループ 「アルパカ抗体」で全てのコロナ治療期待

投稿者:AsaT

京都大学などの研究グループは14日、新型コロナに感染した際にウイルスの働きを抑える中和抗体を、アルパカから抽出することに成功したと発表しました。

京都大学大学院の高折晃史教授らが見つけた中和抗体は、アルパカに新型コロナのスパイクタンパクを注射し、免疫を働かせて作られた抗体を抽出したもの。

記事によると、「アルパカ抗体」と名付けられたこの抗体は、ヒトが持つ抗体の10分の1の大きさで、ヒト抗体が到達できないスパイクタンパク質の深い溝に入り込むことができる。この深い溝では、免疫をすりぬけるなどの変異がほとんど見らないため、オミクロン株をはじめとした全ての新型コロナウイルスの働きを抑えることができると期待されているそうだ。

高折教授は、「今後は治療薬としての実用化も目指す」と意気込んでいる。

「我々が目指しているのは、吸入薬として開発したいと考えています」「マウスに普通の株、デルタ株、オミクロン株をチャレンジして、1日後に1回だけ吸入するとそれだけで効果があります」「局所で増殖しているウイルスに直接作用しているのは非常に有効ではないかなと思う」


https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000261681.html

<2022/07/15 テレ朝news>

京都大学などの研究グループ 「アルパカ抗体」で全てのコロナ治療期待(写真と記事は関係ありません)

 

 

 


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