HACCP（ハサップ）は、アメリカのNASAが考案した衛生管理の方法です。1960年代頃に宇宙食などの食品の安全性を確保する方法として誕生したといわれています。宇宙空間で食中毒が発生すると治療が難しく死活問題となるため、食中毒を起こさない為の高度な衛生管理が必要だったのです。
「農場HACCP」は畜産農家における衛生管理方法の一種で、食品の安全を確保するための手法であるHACCPを農場にも取り入れようというものです。農場で取り入れることで、安全な食肉を提供でき、きちんとした農場である事を周知することができます。
公益社団法人中央畜産会はホームページ上で農場HACCP認証基準に適合している農場を公表しています。最新の2021年2月24日の公表では、計 310 農場（牛（乳用）：33 農 場、牛（肉用）：82 農場、牛（乳用・肉用）：3 農場、豚：111 農場、鶏（採 卵）：67 農場、鶏（肉用）：14 農場）が農場 HACCP 農場として認証されています。
＜参考URL＞
・農場HACCPホームページ
https://jlia-farm-haccp.jp/・ハサログ「農場HACCPとは？」
https://www.haccp-log.jp/%E8%BE%B2%E5%A0%B4haccp%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/・ツチカウ「農場HACCPってなに？メリット・デメリットは？」
https://www.tsuchikau.com/what-is-noujou-haccp20200917/農場HACCP 認証は311農場へ（photoAC）
