新型コロナの感染が広がるなか、オーストラリアでは見捨てられた犬や猫などを家族の一員として迎える人が増えています。
記事によると、オーストラリアは世界有数のペット好きが多いが、政府の外出規制の強化で自宅に閉じこもる生活が始まり、さらなる癒やしを求めているようです。
オーストラリアでペットをあっせんする団体の1つ「RSPCA」では、3月下旬以降にシドニーのあるニューサウスウェールズ州だけで、通常の3倍増となる毎週300前後の「縁組」が結ばれています。
オーストラリアでは外出規制が強化されており、政府は在宅勤務を強く求め、スーパーや薬局などを除く文化、娯楽施設の休業命令が出ています。31日からは「家族以外の集まりは、本人を含む最大2人」というルールも加わっています。
「縁組」はこうした外出規制などの時期と重なって増えており、家の中でペットとの時間を求める人が増えていることが分かります。
日本でもコロナの影響で家で過ごすことが多くなり、ペットレンタルなどが注目を集めています。保護犬、保護猫を迎える人も多くなっているのではないでしょうか。
シドニー北部のジャン・バティスト・ノーデさんは3月31日、飼い主がいなかった子猫を引き取った。2月末に勤めていた会社をやめ、就職活動を始めようとしていたが、難しくなった。
https://www.asahi.com/articles/ASN484FQ1N43UHBI019.html
<2020/04/16 朝日新聞DIGITAL>