大分県警大分中央署で交番勤務だった、男性警部補が2002年に通報を受けて捕獲を試みたフェレットに噛まれ、感染症の治療を受けていたが、今年1月に41歳で死亡していたことが分かりました。
記事によると、警部補は大分市の大分駅前交番で勤務していた2002年6月26日早朝に近くの公園にフェレットがいる旨の通報を受け出動。捕獲作業中に手を噛まれ、3カ月後に感染症の蜂窩織炎(ほうかしきえん)を発症。
警部補は入退院を繰り返して治療を続けましたが、今年の1月18日に同県別府市の病院で死亡しました。地方公務員災害補償基金県支部は7月、警部補の死亡はフェレットに噛まれたことに因果関係があるとして、警部補の死亡を公務災害と認定しました。
県警によると、当時の記録が残っておらず、フェレットが捕獲されたのか、ペットだったか野生だったかも不明としています。
獣医師の佐伯久・おおいた動物愛護センター所長(61)は「フェレットも野生化すれば、野良猫などと同様、かまれた傷口から雑菌が体内に入って広がる可能性がある」と指摘する。
https://mainichi.jp/articles/20191106/k00/00m/040/304000c
<2019/11/06 毎日新聞>