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ノルウェーで犬の謎の病気、推計200匹発症か 25匹死ぬ

投稿者:AsaT

ノルウェーではここ数週間で約200匹の犬が原因不明の嘔吐や血便を伴う下痢、極度の疲労などの症状を発症し、9日までに25匹が死んだことが分かりました。

記事によると、発表は国の獣医師機関が行ったもので、ノルウェーでは国レベルでの犬登録制度はないため、実際の発症数は不明。同機関はサルモネラやカンピロバクターによる感染症や、殺鼠(さっそ)剤の誤食の可能性はないと断定しています。

死んだ犬10匹を検視解剖したところ、全ての個体に重度の腸感染症が認められ、うち5匹からはウェルシュ菌とプロビデンシア・アルカリファシエンスの2種類の細菌が異常に高い数値で検出されたとのこと。

首都オスロと周辺地域で発症例が多く確認されているが、国内の他の地域でも数件報告されており、保健当局は飼い主へ常にリードをつけ、犬同士の接触を制限するよう勧告。

ネット上ではウイルス説、細菌説、食中毒説、意図的な毒物投与説など、色々な臆測が広がっているようで、公共の場では散歩する人の姿が減り、ドッグショーや愛犬の集いなどが中止されているそうです。

食品安全当局者は「この病気の何が不可思議かというと、非常にたくさんの健康な犬が短期間に急速に発症している点だ」と話した。


https://www.afpbb.com/articles/-/3244184

<2019年9月12日 AFP>

ノルウェーで犬の謎の病気、推計200匹発症か 25匹死ぬ(写真:photoAC)

 

 


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