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ペットもフィットネス 健康意識の高まりから

投稿者:AsaT

健康な体作りのためにフィットネスジムに通われている方は多いと思いますが、フィットネスジムは今や私たち人だけが通うものではないようです。健康意識の高まりからペット用のジムが人気になっています。

記事によると、肥満や運動不足は健康に良くないのは人も犬も一緒で、元気に長生きできるように水中運動やバランスボールを活用し、肥満を防ぐ「犬専用フィットネス」が広がり始めているそう。

スポーツクラブNAS若葉台(東京都稲城市)は、施設内に犬専用ジム「わんわんフィットネス」を2015年にオープン。コンセプトは「キミと元気にいつまでも」で、年齢や体調に合わせた独自の運動プログラムを提供している。

40代の女性が飼うスモモは、3年前から通っている。後ろ脚の関節に疾患を抱えていて、年とともに散歩中に痛みや疲労でへたり込む事があったのだという。そこで定期的にジムを訪れ、トレーニングを重ね、今では体重を5キロ以下に維持。

ジムでは店長の深澤優希さん(32)が優しく声をかけながら、スモモがプールを泳ぐ。手取り足取りサポートしながら、1~2分水かきをしたら足の上で休ませ、心拍数や呼吸をチェックする。

犬は体重が重くなると関節疾患を誘発するリスクが高まる。関節が痛み出すと歩けなくなったり、運動が億劫になってしまう。プールは関節への負担が少なく、動きにくい犬でも体幹や筋肉を鍛えることができるのだそう。

ほかにも肥満予防にすすめているのが、バランスボール。普段の散歩では使わない腹筋や背筋を自然に鍛える事ができる。将来寝たきりにならないために、筋肉量を増やすことが大切だという。

同フィットネスジムはオープン当初は日に2組だった利用者が、18年4月現在では1ヶ月に約150組が通っていて、近くの動物病院から紹介されることもあるそうです。ペットへの健康意識や肥満対策が以前より浸透してきていることが利用者の増加に繋がっているようです。

「ぽっちゃり具合が可愛い」「つい、おやつをあげちゃう」と、飼い主が肥満を深刻に捉えにくい傾向もみられる。「愛犬の適正体重を把握することが重要。一般的に1歳時の体重が適正で、15%以上増える場合は注意した方がいい」


https://mainichi.jp/articles/20180501/ddm/013/040/021000c

<2018年5月1日 毎日新聞>

深澤さんのサポートを受けながら、犬かきをするスモモ

深澤さんのサポートを受けながら、犬かきをするスモモ

 

 


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