牛の飼料、食肉加工処理業、食肉卸業などを行う、カミチクグループは2019年4月より入管難民法が施行されるのを見据え、ベトナム人の獣医師9人を正社員として初めて採用しました。
記事によると、カミチグループ(本社:鹿児島)が高度専門職の正社員として採用したのは20代のベトナム人獣医師9人。既にインドネシアとベトナムの技能実習生10人が働いているが、ベトナム人を正社員として採用するのは初めてです。
カミチクグループは改正入管難民法が来月1日から施行され、外国人労働者の受け入れが拡大されることを見据え、優秀な人材をいち早く雇用しようと、およそ8ヶ月前からベトナムへ面接に出向き雇用を進めていたそうです。人手不足の解消だけでなく、同社がベトナムに置く現地法人の将来の担い手としての期待も込められています。
9人はベトナムで獣医師として働いていた経験がありますが、日本の獣医師国家資格を持たないため、獣医師の業務でななく牛の飼育や管理などの業務を担当していくようです。
9人は研修を受けたあと、鹿児島、宮崎のカミチクグループの農場に配属される予定です。
<2019/03/21 MBC南日本放送>