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JAだから安心 要望からペット葬を立ち上げ

投稿者:AsaT

家族の一員であるペットを弔う「ペット葬」を利用する人が増えている。子供のように可愛がっていたペットの葬儀を、丁寧に行いたいと考える人からの需要が高まっている。JAでもペット葬を開始した地域がある。

記事によると、JA東京中央セレモニーセンターペットメモリアル事業部は、JA子会社として葬祭事業に取り組んでいる。人の葬儀が小規模化している中、ペットの葬儀は継続的な需要増加が見込めることから、昨年の4月にペット葬儀をスタート。組合員や地域住民から要望が多かったのがきっかけだという。

JAのペット葬は移動火葬車を導入し、地域住民の感情に配慮した。自宅、同社または提携する寺の敷地に移動して火葬を行い、希望者には祭壇を用意。ほかにも、提携霊園や寺院への納骨を紹介している。人の葬儀と同様に丁寧な供養を提供することから、JAならではの安心や信頼が高い評価を得ている。

栃木県のJA足利でも組合員からの要望で、今年5月にペット葬儀を開始。持ち込むのが大変な高齢者に配慮し、移動火葬車を導入。JA広報誌や新聞の折込チラシから周知し、組合員以外からも問い合わせがあるという。

特にシニア世代で小型犬や猫の家族化が進んでいる。そのためペット葬需要が高まっており、10年度の内閣府調査では犬や猫を飼っている人で「ペット葬儀社に頼みたい」と答えた人が全国で62%、東京都で68%に達した。


https://www.agrinews.co.jp/p45305.html

<日本農業新聞 2018/09/25>

お骨を入れるカプセルなどを用意するJA東京中央の担当者(東京都世田谷区で(日本農業新聞)

 

 

 

 

 


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