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ノースカロライナ州立大学獣医学部が祝うNational Siamese Cat Day

投稿者:武井 昭紘

エリザベス2世。
ジョンレノン。
マリリンモンロー。
ジェームズディーン。
ラザフォード・B・ヘイズ米国大統領。

多くの有名人、歴史的人物が飼育していたとされるシャムは、19世紀後半にアメリカへと渡ってきて、近年、人気猫種TOP10を争うまでの地位を確立したという。

 

『印象的な青い眼に抗うことは出来ない。』

高い人気をこう表現したノースカロライナ州立大学獣医学部は、彼らの魅力を語る。タイで誕生したシャムは宝石(ムーンダイヤモンド)に例えられほどに王室で高く評価されており、1870年代、バンコクに駐在していたアメリカの外交官から米国大統領の妻へと贈られた。それがキッカケとなり、同国で広く知られるようになる。知的で、おしゃべり好き。愛情深く、ヒトや犬とも仲良くでき、オーナーの後を付いて回る姿は非常に可愛らしい。体幹と四肢端を濃淡でハッキリと分けるポイントカラーも魅力的だ。

 

4月6日は、National Siamese Cat Day。ヒマラヤ、バーミーズ、トンキニーズ、オシキャットシャムと起源ともなったシャムのための記念日。この記念日に、ノースカロライナ州立大学獣医学部は彼らを讃える。どうであろうか。猫の種類をあまり知らない新人獣医師は、シャムに興味を持っただろうか。これを機に、シャムひいては猫について、より深く知ろうと思って頂けると幸いである。

タイでは、亡くなったヒトの魂がシャムの体に宿ると信じられていたそうです。

 

参考ページ:

cvm.ncsu.edu/national-siamese-cat-day-facts/


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