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National Kids and Pets Day~4月26日は犬によるヒトの咬傷事故を防ぐ大切な日~

投稿者:武井 昭紘

年間450万人。
そのうち約17%、80万人が治療を要する程のケガを負う。
また、450万人の半数は、子供である。

アメリカ疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)は、犬に咬まれる事故を経験するヒトの数を、このように述べる。実に、1日12000人が、そして、それに応じた多くの犬が、咬傷事故の「犠牲者」となっている計算だ。そう、お気付きの方もおられると察するが、咬傷事故に加害者は居ない。ヒトも、犬も、犠牲者なのである。

そこで、両者を救うためのヒントを広く皆に知ってもらうこと目的として、子供とペットの生涯に渡る絆の構築を願った記念日National Kids and Pets Day(今年は4月26日)に合せ、アメリカ獣医師会(AVMA)の提唱する咬傷事故防止ポイントをSNSにて紹介したのが、ミズーリ大学獣医学部だ。

 

AVMAと同大学は訴え掛ける。
『犬が子供を咬もうとする理由を学び、犬と触れ合う時の注意点を獣医師あるいは家族から子供へと伝えましょう』と。

 

犬は、共に生活するヒトや他の動物に無償の愛を提供してくれる尊い生き物である。そのような犬が、咬まなければ収まらない状況に巻き込まれ犠牲者となり、ヒトを咬み、その咬まれたヒトが、犬を恐れ憎み、新たな犠牲者とならないために、National Kids and Pets Dayに発信されたメッセージが世界中へ拡散していくことを願っている。

犬が咬む理由を知り、犬と子供を守りたい方は、是非とも、参考ページをご覧ください。

 

参考ツイッターアカウント:@MissouriVMA

参考ページ:https://www.avma.org/resources-tools/pet-owners/dog-bite-prevention


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