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猫は同居猫の名前をわかっている 大学研究グループ発表

投稿者:AsaT

家庭で飼われている猫は、一緒に同居している他の猫の名前をわかっている。そうして実験結果を京都大学などの研究グループが発表した。

記事によると、京都大学と麻布大学などの研究グループは、猫が人のことばを理解しているか探るため、音声でことばを聞かせて画像を見せた。関連性が理解できない時に画像を見つめる時間が長くなるという、人の赤ちゃんで使われる心理学の研究手法を応用し、猫が別の猫の名前をどの程度わかっているか実験を行った。

3匹以上で飼育されている家庭の猫19匹を集めて実験を行ったところ、音声で聞かせた一緒に住む猫の名前とは別の猫の画像をモニターで見せると、一致する画像の時に比べて見つめる時間が平均で1秒余り長くなり、一緒に住む猫の名前をわかっていることが示されたという。

また、同じ方法で飼い主の名前をわかっているか調べたところ、明確な差はでなかったものの、同居する家族の人数が多く、飼育期間も長いほど、飼い主の名前を覚えている傾向がみられたそうだ。

猫は飼い主がフード(ごはん)と言うと寄って来たり、飼い主の話を聞いている様な時もある。猫を飼っている人にはとても興味深い記事になっている。

麻布大学の高木佐保特別研究員は「自分がネコ好きなこともあり実験を行った。ネコがことばをどの程度、学習しているか探った初めての成果で、ふだんはそっけないそぶりだが、実は注意深くことばを聞いているようだ」と話しています。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220517/k10013629351000.html?word_result=%E5%8B%95%E7%89%A9

<2022/05/22 NHK NEWSWEB>

猫は同居猫の名前をわかっている 大学研究グループ発表(PhotoAC)

 

 

 


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