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社会が猫にやさしくなってきている?法改正や猫のための活動事例

投稿者:AsaT

日本では猫人気が続いていて、CMやドラマなどで猫を見かけることが多くなりました。猫を飼う方が増えていますが、その裏で多頭飼育崩壊や飼育放棄する例も増えてきています。こうした問題から法改正やクラウドファンティングで猫を助ける活動も広がっているようです。

記事によると、犬や猫への虐待行為や悪徳業者などが増えたことで、2013年「動物愛護法」が7年ぶりに改正。「動物がその命を終えるまで適切に飼うことえを明記」、「都道府県の保健所などの施設は、理由によっては引き取りを拒否が可能に」、「幼齢の猫や犬の販売制限を設ける」が主な改正内容になっています。

資金や協力を募るクラウドファンティグでも猫のための活動が増えているようです。記事では3つのプロジェクトを取り上げています。1つめは「里親募集型保護猫カフェ」設立を目指したプロジェクトで、『保護猫の家*arigato』は目標額200万円を上回る230万円が集まり、2017年3月に横浜市にオープンしています。

2つめは「フィラリア駆除に関する医療機器の再開発プロジェクト」のクラウドファンティグで、フィラリアの駆除手術に使用する器具「鉗子(かんし)」が製造会社の都合で生産中止となったため、獣医師の声に応え、医療機器メーカーのシンメディコが立ち上げたプロジェクトです。現在、再販に向けてプロジェクトが進んでいるそうです。

3つめは「神奈川県動物保護センター内に譲渡施設を建設」で、新しい飼い主を見つけるための譲渡施設を動物保護センター内に建設するプロジェクトで、大成功し2019年4月に開設予定です。

法改正やクラウドファンディングなど、社会は猫たちにやさしくなっているのかもしれません。飼い主さんの猫を想う声が届き、1匹でも多くの猫が幸せになれるよう、これからも社会のしくみがよりよく変わっていくことを願うばかりです。


https://cat.benesse.ne.jp/lovecat/content/?id=26179

<2018年10月21日 ねこのきもち WEB MAGAZIN>

社会が猫にやさしくなってきている?法改正や猫のための活動事例


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