コロンビアにあるある小中高学校には、葉っぱでお買い物をするとても賢い犬がいます。世界中で「賢すぎる」と話題になっているようです。
記事によると、コロンビアのカサナレ県モンテレイにある小中高学校のスタッフに5年ほど前に拾われ、校内で暮らしている黒色の犬「ネグロ」は生徒も先生たちも大好きな番犬です。みんなが勉強をがんばる姿を見守るため、校庭を歩き回るのがネグロのお仕事。
ネグロは校内のビスケットを売る売店がお気に入りの場所で、しっぽを振っていると時々、まわりにいる人達がご褒美にビスケットをくれるのですが、気づいてもらえないこともありました。
そこでネグロは生徒たちの様子を観察し、「みんなは売店の人に何かを渡すとビスケットがもらえている」と気付きます。「何か」とはお札のことですが、ネグロはお札の代わりに葉っぱを加えて売店にやって来たのだそう。
店員さんは当初はびっくりしましたが、しっぽを振りながら葉っぱを渡そうとするネグロを見て、ビスケットを売らないわけにはいかないと思ったそうです。それ以来、ネグロは毎日葉っぱを持って売店を訪れているそうです。
今では葉っぱと引き換えに、犬が食べても安全なご褒美を食べ過ぎにならない量で「売っている」そうです。とても賢いネグロに感心するのはもちろん、学校の生徒や先生、店員さんの優しさが伝わってくる素敵な記事です。
ネグロくんの賢さに感心した英語教師アンジェラ=ガルシア・バーナルさんがFacebookに投稿すると、コロンビア国内だけではなく、世界中から注目されるようになりました。
<2018/05/18 BuzzFeed News >