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スターフライヤー ペットと“隣同士”で空の旅 10月検証フライト

投稿者:AsaT

航空会社のスターフライヤーが、日本で初めてとなる「機内ペット同伴サービス(仮称)」の導入を目指し、10月に検証フライトを行う事が分かりました。

記事によると、福岡・北九州市に本拠を置くスターフライヤーは、機内ペット同伴サービスの本格導入に向けて、10月1日~3日に、羽田と北九州を1日1往復の検証フライトをする予定で、モニターで選ばれた飼い主と1匹のペットを最後列の座席に乗せる形です。

これまで国内線の定期便はペットを機内に持ち込むことはできず、貨物室に預けることになっていました。現在は1ケージあたり6000円で預かっているが、同伴サービスの料金はまだ未定だが、来年にも羽田・北九州間など一部路線での導入を考えているという。

スターフライヤーの担当者によると、新型コロナ影響で旅客数が減り、新たな需要の掘り起こしとして、ペット同伴フライトの導入が検討されました。日本国内のペットの総数は15歳未満のお子様よりも多く、ペットを連れていると旅行ができないというお客様の声もあり、そういった方々のニーズに応えるため企画に至ったと言います。

実は海外では普通に行われているサービスで、「飛行機に乗ったら足元にペットがいた」という事がよくあります。 日本では周りのお客様への迷惑を考えて導入されていなかったのです。

しかし、ここ最近はSDGsやペットとの共生など、いろいろな考え方が出ており、日本でも導入してもいいのではないかと企画されました。もちろん、アレルギーがあるお客様への配慮は必ずしなければならないので、ペットが乗ることのできる座席は最後尾を指定していくようです。

今までは貨物室でペットを預かっていたが、飛行中は照明が消えて暗くなり、機器の操作音や風切り音が聞こえ、空調はあるが夏冬は厳しい温度になることもありました。そのため、夏場はブルドッグなどの短頭犬種は気温変化に弱いため、預かる事ができませんでした。同伴サービスならブルドッグでも機内に同伴が可能になります。

ペットのサイズが大きい場合は制限されますが、犬種によって制限する事はありません。ただ、生まれたばかりの子犬や、年老いている犬に関しては制限をかける可能性があるそうです。エサやりは不可ですが、水に関しては命にも関わるかもしれませんので可能になっています。

鳴き声の対策は「取っていない」という結論に。 小さなお子さんや赤ちゃんが泣くことは結構ありますが対策しないのと同じで、ペットでも対策を取る必要はないのではないかと担当者は考えているそうです。

ペットがいるため飛行機での旅行をあきらめていた人にはまさに朗報だろう。 まだ正確な導入時期や料金は分かっていないが、検証フライトを受けて来年始まるであろうペットと隣同士での空の旅を楽しみに待っていただきたい。


https://www.fnn.jp/articles/-/242728

<2021/09/24 FNNプライムオンライン>

スターフライヤー ペットと“隣同士”で空の旅 10月検証フライト(写真と記事は関係ありません)

 

 

 

 

 

 


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