ニュース

海外 エンタメ

海外企業の特典アピール オフィスの新3種の神器はカフェ、サウナ、犬?

投稿者:AsaT

企業は優秀な人材を確保し長く働いてもらいたい……。給与面、ワーク・ライフバランス、福利厚生など、より魅力的な企業へと国内だけでなく国外へも人材は流出していってしまう。

1)低価格でオフィスにカフェを導入
記事によると、企業は給与、勤務形態、福利厚生だけでなく様々な特典を設けてアピールするが、その中でも「魅力的な飲食環境」の導入は従業員満足度を高める手段として一般的だという。しかし、コスト面から導入が難しいのも現実。こうしたニーズに応えるため、フランスでは400万ユーロの資金調達を果たしたスタートアップ「Totem」が提供する「オフィスカフェスタンド」が、首都パリを中心に急拡大している。

Totemが提供するオフィスカフェスタンドは、固定費を従来のカフェテリアの10分の1にまで抑えて導入のハードルを下げ、「1週間・1社員・1ユーロ(約130円)から」の低価格を売りに、小規模なローカルビジネスやスタートアップに人気となっているそうだ。企業が月々の利用料と商品の代金をTotemに支払うことで、社員は好きなフードやドリンクを無料で楽しむことが可能で、追加料金でアプリから配達を依頼することもできる。

2)エストニアではオフィスサウナが人気
世界中に600万人以上の顧客を抱えるグローバル企業、エストニア発フィンテック「Transferwise」のエストニアオフィスは、最上階に最大15人が入れる豪華なサウナと、サウナ後に涼むためのバーベキュー設備つきルーフテラスを備えている。

エストニアでは、オフィスサウナで社員の絆を深め、リラックスできる特典が人気なのだ。他にもSkypeなど複数の現地企業が導入しているそうだ。

3)オフィスドッグのいる企業
「食」と「サウナ」はどちらも人気だが、欧米諸国で一番人気の特典は「オフィス・ドッグ」だ。楽しくリラックスした環境で働くことを重視するミレニアル世代に人気なのだとか。

ベルリンのプロダクトエージェンシー「ITR8」公式ブログでは、オフィスドッグの「ミロ君」は飼い主の社員と一緒に出社し、会議や面接、訪問者応対などをこなし、仮眠の様子なども掲載されている(現在は飼い主と一緒に転職)。

欧州では、日本のように動物アレルギーと恐怖症が話題になることはほとんどなく、ペット連れで出社できる環境を整備する企業が急増。会社訪問の際に犬が居ることも多く、中には従業員のペットに獣医やサロン割引を福利厚生としてアピールする企業もある。

日本でも企業特典をアピールする企業が増えている。求職者や社員の心を掴み、社外へのPR活動の一貫にもなるからだという。今後も魅力的なアピールをする企業が増えるのではないだろうか。

クックパッドの「社内での自炊に食材提供」や、前述のTotemの日本版とでも言うべき、置き型お惣菜「オフィスおかん」も数年前に登場し、今年の在宅ワークへの移行時には「仕送り便」と名づけた宅配対応も実施して話題となった。


https://www.ampmedia.jp/2020/11/04/office-4/

<2020/11/04  AMP>

海外企業の特典アピール オフィスの新3種の神器はカフェ、サウナ、犬?(写真と記事は関係ありません PhotoAC)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメントする