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ペットフード業界の裏話 おもしろ話やエピソードがたくさん!

投稿者:AsaT

病院で取り扱っているペットフードやCMでおなじみのペット用の商品には、裏話やエピソードがたくさんあります。今日はペットフード業界の裏側について書かれた記事をご紹介します。

①国内初のペットフードは米穀店で販売されていた
1960年に国産初となるペットフード「ビタワン」が発売された時、ペットフードはまだ一般的ではなく、動物病院やペット専門店、ブリーダーなど、限られた場所でしか販売されていませんでした。そこでビタワンの営業担当者が、重い袋でも宅配してもらえる米穀店に着目し、販売されていました。その後は販売ルートが拡大され、スーパーなどでも入手しやすくなったそうです。

②「ロイヤルカナン」にはシェルター専用の成猫フードがある
ロイヤルカナンにはシェルターで生活する保護猫の健康維持を考えた、専用のドライフードがあります。集団生活や生活環境の変化でデリケートになっている消化器官に配慮し、栄養バランスが考えられたフードで適切なエネルギー量を供給しながら、新しい飼い主さんに迎えられるまで体調を整えることが目的です。一般では販売されておらず、ロイヤルカナンが定めた「シェルター」基準を満たした場合のみ限定で購入できるようです。

③CMでおなじみの猫のおやつ「ちゅ~る」の種類は120!
2012年も発売以来、スティックタイプのおやつとして大人気の「ちゅ~る」。まぐろやかつおなどの定番人気のものから、甘エビや黒毛和牛、贅沢ロブスタなどの多彩な味も展開。大容量タイプや総合栄養食まであり、種類は全120アイテムにものぼるそうです。消費者のニーズに応えることを得意としている会社のため、増え続けています。

④いなばペットフードは人がまず試食する
「いなばペットフード」は新商品発表会や商談の際にお箸とお皿を用意し、缶詰やパウチなどを実際に食べてもらう試食が恒例になっているようです。これは、人も食べられる安心な素材を使用しているという自信の現れから。実際に食べてみると薄味ですが、素材を中心に作っているため食べやすいのだとか。

⑤「黒缶」以外に「赤缶」もあるピュリナの缶詰
1977年に販売された「ピュリナ キャットフード」は「黒缶」で、「日本ペットフード ミミー」は「赤缶」でした。当時、猫用缶詰の種類が少なかったため、ペットフードの流通業界ではパッケージの色で判別され、通称「黒缶」、「赤缶」と呼ばれていました。「ピュリナ キャットフード」はその後、「黒缶」が商品名となり、「金缶」「銀缶」も発売されたそうです。

⑥キャットフードも味に挑戦中
私たちが食べるスナック菓子やカップ麺などの食品には、びっくりすような味の企画があり、ついつい購入してしまうことがあります。猫のキャットフードも同じように味に挑戦しすぎているようです。
ペットラインの「キャネットチップ」は、2005年から数量限定で「季節の味」を感じられるフードを販売。その後も全国各地のご当地の味や、旬の味などが発売されました。焼あご、コンソメスープ味、ゴーヤーチャンプルー味なども発売され、今も味への挑戦が続いているようです。

いかがでしたか?おもしろい話やエピソードがたくさんありますね。
新しいフードに喜ぶペットもいれば、ペットフードの味が変わると食べなくなったり、素材が変わると毛嫌いする場合もあります。ついつい新しい商品を手にとる飼い主さんも多いかと思いますが、フードが変わることへ敏感な犬猫がいることを、動物病院などで伝えても良いかもしれません。

その他にも凝った味に仕上げたキャネットチップの限定品「海鮮スープ仕立て寄せ鍋風」も発売されました。えびや白身魚、昆布の味のフードです。しかし、現在は販売されていません。


https://dog.benesse.ne.jp/withdog/content/?id=11867

<2018年12月23日 ねこのきもち>

ペットフード業界の裏話 おもしろ話やエピソードがたくさん!(ねこのきもちWEB MAGAZINE)

 


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