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長野 アニマルサポーター 不登校児を支援

投稿者:AsaT

学校に通えない不登校や引きこもりの児童数は、全国で13万人いるとされています。この人数は文部科学省が発表している数であり、実際はもっと多いとされています。長野県動物愛護センターでは動物との触れ合いを通じて、困難を抱える子供たちをサポートする事業を行っています。

記事によると、長野県小諸市の県動物愛護センターでは、不登校や引きこもりを抱えた子たちを支援する「ハローアニマル子どもサポート」を県内すべてに拡大させ、南信地区では伊那市創造館を会場に毎月1回開いているそうです。

県総合5か年計画の支援策の1つとして動物介在が本年度よりスタートし、県内4地区へと拡大。同センターでは以前から継続開催してきた支援活動だという。

困難を抱えた子たちは緊張感が強く、集団への緊張を感じやすいとされているが、同センターと心療内科医の共同調査では、動物介在により心理状態が安定し改善されることが、一連のプログラムにより分かったそうです。

動物に会いたいと外出をするきっかけになったり、自分を受け入れてくれる動物から自己肯定感を高めていく子たちもいるという。センターでは保護者や支援者向けのセミナーも開催しており、来場を呼びかけています。

セミナーは発達心理やカウンセリングに関する内容。安曇野ストレスケアクリニックの飯田俊穂院長が同行し、保護者からの個別相談にも応じている。


http://www.nagano-np.co.jp/articles/32826

<長野日報Web 2018年6月10日 6時00分>

県動物愛護センターが伊那市創造館で開く「ハローアニマル子どもサポート」。5月の活動では地元の高校生たちも犬やウサギと触れ合った

 

 


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