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働き方改革に「オフィスで猫の飼育を」 猫社員がいると会社が変わる!?

投稿者:AsaT

2017年より安倍政権のもとで進められている「働き方改革」。さまざまな企業で労働時間や休みの取り方などが見直されている。そんな働き方改革の一環として、職場で猫を飼う「ねこ社員登用のすすめ」が話題を呼んでいるそうだ。

記事によると、先日発売された『仕事で悩んだらねこと働きなさい』(自由国民社/著者:樺木宏氏)では猫を企業で飼うことで得られる、さまざまなメリットが綴られている。著者の樺木氏は自宅で8匹の保護猫を飼育しており、一緒に仕事もしている。

樺木氏によると、猫社員のメリットは「ストレスマネジメント」。人が猫と関わっている時は脳内にオキシトシンが分泌される。このオキシトシンは別名「愛情ホルモン」と呼ばれていて、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールを抑制して、ストレスを解消する働きが期待できるのだという。

オキシトシンは怒りや欲望のホルモンを抑えて心の安定をもたらすほか、消化機能や自律神経にも作用し、疲労回復促進や学習効果を高めたりするなどの好影響もあるそうだ。

ほかにも、猫社員を導入することで猫の会話から自然と会話が増えるなど、社員間でのコミュニケーション不足の解消にも繋がる。また、猫社員の導入はハードルがとても低く、しっかり効果が期待できるとしています。猫アレルギーの人を考慮しつつ、企業内で話し合って導入していくのが良いそう。

アメリカでは約17%の企業が動物と働くことが認められており、ペット同伴出勤が可能な企業もあるそう。Googleでは従業員にペット健康保険を提供したり、イギリスのペット保険会社MarsPetcareではペット休暇を取得することも可能なのだとか。

欧米諸国ではペットと一緒に過ごすことは良いとされ、アニマルセラピーが医療行為として広く信頼されていることが深く関係しているようだ。アメリカやイギリスは動物介在療法の先進国であり、ドイツでは90%以上の医療従業者が効果を認めているという。

日本ではまだこうした考え方には至っていない。『仕事で悩んだらねこと働きなさい』の執筆には、猫のイメージを変えるきっかけになれば、という思いが込められている。

日本の法人企業の約2.5%がねこを受け入れるだけで、現在行われている年間4万6000匹もの殺処分がゼロになる計算です。この企業への受け入れの割合は、アメリカ企業の7分の1程度の水準であり、イギリス企業の水準からみても3分の1以下に過ぎません


http://diamond.jp/articles/-/167227

<2018/04/16 DIAMONDオンライン>

働き方改革に「オフィスで猫の飼育を」 猫社員がいると会社が変わる!?

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