狭くて落ち着く場所が大好きな猫。飼い主が知らない所で寛いでいたり、お気に入りの場所で一日の大半を過ごす猫もいる。そんな猫たちが車のボンネットやタイヤの隙間を好み、犠牲になることがあるようだ。
記事によると、ロードサービスを行うJAFでは、1月に猫が原因で出動した件数は19件。このうちの13件は運転手がエンジンをかけて発進させようとした時に異変に気付いたものだそう。猫たちは寒い日に暖をとるために車に入り込んでしまうようだ。
しかし、猫が原因の出動は1年中あり、雨風をしのぐために入ったり、人通りが少なく暗く狭い空間がある車は警戒心が強い猫には過ごし易い場所なのだという。出動要請で駆けつけると、エンジンルームのアンダーカバーの上で子猫が4匹生まれていたこともあったそう。
日産自動車やJAFは車のエンジンをかける前に、ボンネットを軽く叩いて猫の命を守る「猫バンバン」を呼びかけている。
日産自動車の調査では、「7人に1人」が車に猫が隠れていた経験をしている。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/224083/2
<2/28(水) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL>