Amazonの「ほしいものリスト」はユーザーが購入したいものを登録できる機能で、ユーザー自身の備忘録として使うほか、公開設定にすると他の人が閲覧可能になります。公開設定にすることで自分の欲しいものを友人に伝えたり、寄付を伝える時に便利な機能です。
千葉市動物公園は「ほしいものリスト」で呼びかけを行い、動物たちに使う道具などの寄付を受けているようです。
初回はライオンの檻へ肉を下ろす仕掛けで必要なワイヤーや滑車、ウサギやモルモットが涼むためのアルミ板 、来園者の休息スペースのテーブルに設置するパラソル、ボランティアガイド用の折りたたみテーブルなど8事業をほしい物リストとして公開。7月12日時点で、パラソルを除くすべての物品が寄付済みとなっているそうです。
今までも寄付の仕組みはありましたが、財務体質を強化する取り組みとして「寄付に参加しやすい仕組み作り」としてAmazonほしい物リストを新たに採用したようです。
寄付された物品が動物公園に到着したらTwitterでお礼のコメントを発表、寄付事業の成果を動物公園のホームページで公開するとしている。
<2019/07/17 NIKKEI BP総研>
https://project.nikkeibp.co.jp/atclppp/PPP/news/071201229/