コンテナ企画・開発・製造を行うピースノート(栃木県宇都宮市)は、森定興商、三洋スーパースタンドと共同で、災害時にペット同伴で避難できる防災・災害支援型コンテナハウス「ペットステーション」の製造を開始したことが分かった。
記事によると、ペットステーションは建築用コンテナハウスを用いており、ペットを保護するケージを備えることで、災害時のペット同伴避難を想定した作りになっている。状況によってはケージを収納し、ワンルームとしても利用が可能だという。
コンテナハウスは移動・移設しやすく、頑丈な構造が特徴。1月1日に発生した能登半島地震でも、災害支援用コンテナハウスとしてトイレ、入浴施設、臨時の救護所や仮設住宅として活用された。
平時の活用も想定し、災害時を想定した「ペット同行避難訓練」や、保護猫の飼い主を探すイベント開催場所「保護猫譲渡会」、夏場の熱中症対策でペットが快適に過ごせる「クーリングシェルター」などの利用も想定しているという。
ピースノートは「今後、全国の自治体やペット事業者に向けて積極的に営業展開を進める予定。国や県が進める国土強靭化推進のための医療コンテナや、農業分野にも対応可能な鋼製コンテナの製造・販売にもつなげる想定をしている」と説明している。
ペットを飼っている世帯は増加傾向だが、災害時はペット同伴では入れない避難所もあるため、こうした避難所を周知していきたい。
ペットステーションは建築用コンテナハウスを用いており、ペットを保護するケージを備えることで、災害時のペット同伴避難を想定した作りになっている。状況によってはケージを収納し、ワンルームとしても利用が可能だ。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2410/22/news082.html
<2024/10/22 IT mediaオンライン>