ペット用品販売などを手がける「イオンペット」(千葉県)は1日、動物の愛護と管理に関する取り組みを推進する協定を神奈川県と結んだ。
記事によると、同社は神奈川県内にイオンペット18店舗、動物病院4院を運営。災害時には神奈川県が設置する避難所などでペットフードや衛生用品の手配、獣医師の派遣について協力する。また、県動物愛護センター(平塚市)で収容する犬や猫の譲渡会をイオン系列店敷地内で開催していく予定だという。
県では犬や猫の殺処分ゼロを継続して掲げるが、多頭飼育崩壊現場からの保護などで同センターの収容頭数は1日現在、猫は想定収容頭数(90頭)を超える163頭と高止まりしている状況が続いている。
黒岩祐治知事は「集客力のある場所で譲渡会を実施してもらえるとありがたい。命を預かることの大切さを知ってもらう啓発活動など、(同社と)支え合ってさまざまなアプローチをしていく」と話した。
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<2023/11/06 神奈川新聞>