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動物好きのヒトにソーシャルディスタンスを分かりやすく伝えるための情報発信

投稿者:武井 昭紘

ソーシャルディスタンス。
それは、ヒトとヒトの適切な距離を保ち、お互いの命を守る行動である。

 

5月12日現在。
全世界において新型コロナウイルスに感染したヒトは401万人を超えて、同感染症による死者は27万8千人に達してしまった。

この数値を見るだけでも、誰しもが、いかに感染力が強いウイルスであるかは容易に理解することができるであろう。そこで、生まれた概念がソーシャルディスタンスだ。自分以外の他者と接する時は、お互いに感染しない感染させないために一定の距離を置く。具体的には、2m以上。接しようとしている両者がそれぞれ腕を水平に上げた時に手が触れない距離が、これにあたるという。収束する時期はいつ頃で、普段の生活に戻るタイミングも分からず、先が見えない今、新型コロナウイルス感染症の拡大を抑え込む上で、非常に大切な考え方であると思う。

 

そこで、ソーシャルディスタンスに必要な距離感を、特に動物好きのヒト(動物に興味があるヒト)に、より身近に感じてもらうため、アメリカ赤十字社が立ち上がった。

『6フィート分の距離を取ろう。』
『それは、大型犬2匹縦に並べた距離です。』

同社は、ツイッターアカウントで、こう述べる。
そして、更に、この投稿をノースカロライナの獣医師会がリツイートしている。

 

ソーシャルディスタンスは、動物病院の待合室、診察室でも実践するべきことと考える。よって、動物病院スタッフあるいは他のオーナーとの距離感についてペットオーナーに指示を出す時、是非とも、上記のような表現方法を活用して頂けると幸いだ。

大型犬とは、ゴールデン・レトリバーを想定しているとのことです。

 

参考ページ:

アメリカ赤十字社:@RedCross
ノースカロライナの獣医師会:@NCVMA


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