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コロナウィルス 国交省が時差通勤やテレワークを呼びかけ 人々の反応は?

投稿者:AsaT

国土交通省は25日、コロナウィルス感染拡大防止のため、通勤電車の混雑緩和へ向けて時差通勤やテレワーク活用を鉄道列車内や駅構内で呼びかけていくと発表しました。これを受けて、人々はどんな反応をしているのでしょうか。

記事によると、SNS分析ツールで「時差通勤」に関するツイートを解析。73.8%がネガティブな内容であることが明らかになりました。頻出関連語には「自己責任」「無駄」「休業補償」が見られ、全体的にネガティブなツイートになっているようです。

「時差通勤」のトレンド件数は、25日10時ごろに国交省の時差通勤などの呼びかけ開始の報道後の12時ごろにはピークを迎え、その後21時ごろにも多くのツイートが見られました。

SNS上では「満員電車の根絶は真っ先にやるべき」など、満員電車での混雑緩和へ向けて時差通勤やテレワークを推奨する声が多くあり、通勤電車がラッシュ時間に空いている事を実感する声も上がっています。

国交省のアナウンス後に時差通勤やテレワークを導入した企業は増えていますが、まだまだ満員電車で通勤している人は多く見られます。政府はさらに積極的なアプローチで感染拡大を抑えようと、駅や車内での呼びかけに踏み出した形のようです。

ツイートには「鉄道の列車内や駅構内で啓発しても、効果は低いのでは」「経営者に直接言わないと、どうしようもない」という反応も多く、啓発は評価するが、肝心な経営層の意識につながる可能性は低いという声も上がっています。

また、非正規雇用の人は「給与の保証がない」「社内制度の適用対象外」であり、通常勤務をするしかないとのツイートや、接客業の人や製造業の工場勤務者は「そもそも時差通勤できない」「オープン時間が決まっている接客業には無理」との苦慮する声が見られました。

しかし、時差通勤やテレワークが難しい企業でも色々な動きは広まっています。オリエンタルランドでは、東京ディズニーランドで働くスタッフにマスクの着用を認めています。サンリオが運営するサンリオピューロランドは、2月22日から3月12日まで臨時休業すると発表したといいます。

動物病院などでも時短で診察をしたり、できる限り飼い主さんと獣医師で距離を取る診察を行うなど、色々な対応が求められるかもしれません。

現在、新型コロナウィルス対策の一環で、東京都など中小企業支援などに取り組んでいる自治体もありますが、今後はこうした動きが、より強く求められていくかもしれません。


https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/9233/

<2020/02/26 ねとらば>

コロナウィルス 国交省が時差通勤やテレワークを呼びかけ 人々の反応は?(写真と記事は関係ありません PhotoAC)

 

 

 

 

 

 


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