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フィンランド電力会社 馬術W杯 全電力を馬フンで提供

投稿者:AsaT

フィンランドといえば環境先進国として知られていますが、クリーンな発電を実現するため「馬ふん」を使った発電供給を行いました。

記事によると、ヘルシンキで今月27日まで開催された、国際馬術連盟(FEI)のW杯障害飛越競技予選を含む国際馬術大会で必要な全電力を、「馬ふん」による発電で供給したと発表しました。

4日間の国際大会で馬から集めたふんは約100トンで、これを燃料に150メガワット超の電力を生み出し、余剰分はヘルシンキ一帯の家庭向けに回したそうです。環境問題への意識が高い北欧で進む、スポーツ界のユニークな取り組みです。

2015年に導入された新システムで、フィンランド国内ではこれまで約7万トンの馬ふんが活用されているそうです。

日本でも家畜の糞尿を活用する、バイオマス発電などの取り組みが行われている所もありますが、まだ周知が低い印象です。

協力するフィンランドの電力会社は「たった0.2デシリットルの馬ふんで電話を充電でき、2頭が日々排出する馬ふんで一戸建て1年分の暖房を生み出せる」と解説する。


参照元リンク

<2019/10/29 日本経済新聞>

フィンランド電力会社 馬術W杯 全電力を馬フンで提供(写真と記事は関係ありません:photoAC)

 


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