ニュース

動物福祉

獣医師の新たな業務スタイル 獣医師常駐型「老犬ホーム」

投稿者:AsaT

人もペットも高齢化が進んでおり、高齢者が病気や施設に入るなどで、ペットの世話ができない、ペットを手放さなけらばならないというケースが増えています。川崎市の獣医師らがこうした諸問題の解決を念頭に、千葉県内に老犬ホームを設立しました。

記事によると、施設の名称は「フォレスト・ドッグケアセンター」で、今年の4月に千葉県袖ケ浦市で開業。川崎市獣医師会の会長を務める「わたりだ動物病院」(同市)の田村通夫院長らが運営しています。

飼養が困難になった老犬などを有償で預かり、一線を退いた獣医師が住み込み、日中はスタッフ4、5人が散歩やエサやり、介護を行う施設になっています。終末期にはみとりに飼い主が泊まり込みで宿泊できる部屋も用意されています。

利用料は小型犬で終身預かりが1ヶ月20万円。短期預かり(1~15日の)は1日当たり5千円から。入所頭数の上限は28頭で開業から約半年で10頭以上が短期入所、現在は1頭が長期入所しているそうです。

田村院長は「獣医師常駐型は全国的にも珍しい。老犬に手厚い医療を施すことができるほか、獣医師にとっても業務の新たなスタイルとなるだろう」と抱負を述べている。


https://www.sankei.com/life/news/191126/lif1911260005-n1.html

<2019/11/26 産経新聞>

獣医師の新たな業務スタイル 獣医師常駐型「老犬ホーム」


コメントする