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保護施設で暮らす猫の福祉を向上させるためにキャンペーンを展開した警察署

投稿者:武井 昭紘

2019年7月16日、カナダの国境にも接する五大湖の程近く、アメリカのインディアナ州に位置するマンシー警察署が、以下のようなツイートを公開した。

 

『19日まで、キャットフードまたは猫砂で駐車違反の料金が払えます。』

なお、同署によると、地元の保護施設(Muncie Animal Care and Services Shelter)で生活する猫のフードと猫砂が不足していることを知り、その支援をするために、7月16日から19日までの4日間限定で、駐車違反の料金と引き換えにキャットフードや猫砂の寄付を呼び掛けたというのだ。

 

マンシーの保護施設に限ることなく、世界各地のシェルターで、同様の問題は常に生じていると推察する。また、違反金の未払いに苦慮する警察署も世界中にあるのであろう。そして、今回紹介したマンシー警察署の活動は、両者の悩みを解消する一つの良い案に思える。

よって、警察署の『違反金を払いましょう』、保護施設の『資源が不足しています』を地域の人々にアピールし、問題意識を持ってもらうために、両組織が結束して期間限定のキャンペーンを展開するアイデアを採用し、治安・交通を守り、且つ、保護動物の福祉を向上する地域が次々と出てくることを願っている。

マンシー警察署は、フェイスブックを通して、同キャンペーンへの参加方法も解説しております。

 

参考ツイッターページ:https://twitter.com/MunciePolice/status/1150783283703308288


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