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コロナ収入減 那須どうぶつ王国がクラウドファンティング 返礼に命名権など

投稿者:AsaT

「那須どうぶつ王国」(栃木県那須町)では、活動費用の調達を目的としたクラウドファンティングを始めた。新型コロナウイルスの影響で臨時休園から収入が激減。活動に支障が出かねないと決断した。

どうぶつ王国は野生動物の保護や保全にも力を入れており、国の特別天然記念物のニホンライチョウや希少動物のホッキョクオオカミやスナネコ、マヌルネコ、ハシビロコウなどの繁殖にも取り組んでいる。

記事によると、新型コロナウイルス感染拡大にともなう首都圏の緊急事態宣言を受け、4月中旬から35日間の臨時休園に追い込まれた。再開後は営業時間を短縮し、休園日を増やした事などもあり、来園者は昨年より6割減だという。

4月1日~9月1日までの売り上げは昨年に比べて約5億円の減収。佐藤園長は「動物の食事代や医療費などに毎月約4千万円の費用がかかるほか、ニホンライチョウの野生復帰に向けた施設建設計画などもあり、寄付を募る決断をしたという。

支援金額は5千円から50万円まであり、返礼品はトナカイの角や鳥の羽根、王国の永久パスなどのほか、スナネコやレッサーパンダ、10日から公開予定のホッキョクオオカミの命名権も準備されている。クラウドファンティングのページへは、どうぶつ王国のホームページからアクセスできる。

CFは7日から11月6日までの60日間。当面の目標金額は1千万円。スタート初日の7日午後8時現在、約460万円の支援が寄せられた。


https://www.asahi.com/articles/ASN977DK9N97UUHB00J.html

<2020/09/08  朝日新聞DIGITAL>

コロナ収入減 那須どうぶつ王国がクラウドファンティング 返礼に命名権など(写真と記事は関係ありません photoAC)

 


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