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インドネシア 座礁したクジラから大量のプラスチックごみ

投稿者:AsaT

経済協力開発機構(OECD)の報告書では、海に流出するプラスチック量は最大推定で年間1200万トンに及ぶとされており、国連環境計画(UNEP)はプラスチックごみを摂取した魚介類を通じて、人間の健康を脅かす危険性があると警告している。

プラスチックごみによる海洋汚染は各国で深刻な問題となっているが、インドネシア中部スラウェシ島に座礁したクジラの胃の内容物から、プラスチックや大量のごみ袋が見つかった。

記事によると、インドネシアのプラスチックごみの排出量は中国に続き、世界2位。対策に本腰を入れ始めていただけに、今回のクジラ座礁は大きな話題になっているそうだ。

クジラは全長9・5メートルで、18日に住民が発見。通報を受けた現地当局や世界自然保護基金(WWF)が調べると、胃の中から5・9キログラムのプラスチックごみが見つかった。ポリ袋25枚、ミネラルウォータ入りで売られているカップ115個、ペットボトル4本、サンダル2個、ロープなどが確認された。クジラは海に捨てられた、プラスチックごみを飲み込んだと考えられている。

WWFの担当者は「廃プラの大量摂取で死亡した可能性もあるが、解剖できていないので死因は断定できない」としている。


参照元サイト

<2018/11/20 朝日新聞DIGITAL>

スラウェシ島の海岸で見つかったマッコウクジラ=WWFインドネシアのSNSから(朝日新聞DIGITAL)

その他の参照サイト
https://news.mynavi.jp/article/20180816-679606/

 


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