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岐阜県獣医師会がVMAT結成 災害時にペット預かりや手当て

投稿者:AsaT

岐阜県獣医師会が「災害派遣獣医師チーム(VMAT)」を結成し、美濃加茂市でのイベントでお披露目したことがわかった。

記事によると、VMATは福岡県や大阪府などで結成されているが、東海3県では初の結成。水害や大規模災害が起きた際、ペットを持つ人の行動を把握したり、状況によっては一時預かりや応急手当ても行うという。

水害や大規模災害時にペット受け入れ不可の避難所もあり、やむを得ず車中泊を選択する飼い主は多い。車中泊が続いた結果、飼い主自身が体調を崩す事があるようだ。

岐阜のVMATは、獣医師を中心に県内5圏域に分かれ、計22人で昨年8月に結成。災害時は県獣医師会に依頼、または同会が自ら必要と判断した時に出動する。今年5月にお披露目が予定されていたが、新型コロナの影響で延期となり、これまで県民に存在を周知する機会がなかった形だ。

ペットが家族の一員として飼われることが多くなった中で、VMAT結成は飼い主にとって大きな安心に繋がるだろう。

美濃加茂市山之上町のぎふ清流里山公園では、犬の飼い主を対象にしたペットの避難訓練が市の主催で行われ、VMATメンバーの伊藤和明さん(53)=関市=と小谷宏明さん(47)=美濃加茂市=がユニフォーム姿で訪れ、チームの役割を参加した飼い主らに説明した。

参照元リンク

<2020/11/11 岐阜新聞Web>

「ペットの避難訓練」で犬と触れ合うVMATのメンバー=美濃加茂市山之上町、ぎふ清流里山公園(岐阜新聞Web)

 

 


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