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日本産牛肉 中国への輸出解禁へ向け「動物衛生検疫協定」合意

投稿者:AsaT

日中の閣僚が経済課題を話し合う「ハイレベル経済対話」が14日、北京市で開催された。2001年から中国は日本産牛肉の輸入を禁止しているため、輸出解禁に必要な「動物衛生検疫協定」について実質合意した。

記事によると、ハイレベル経済対話は日中の関係悪化で一時中断していたが、昨年4月に東京で約8年ぶりに再開。2年連続開催となる今回は、日本からは河野太郎外相、世耕弘成経済産業相ら6官僚が出席し、中国側は王毅外相、鍾山商務相、王毅国務委員兼外相らが出席したという。

中国は2001年から、牛海綿状脳症(BSE)の発生を理由に日本産牛肉の輸入を禁止しており、今回の「動物衛生検疫協定」は輸出解禁に向けた大きな一歩となる。

また、外国企業への技術移転の強要、知的財産権の侵害、国有企業への産業補助金など中国の構造問題を早期に是正するよう要求し、東京電力福島第1原発事故後に中国が実施している日本産食品の輸入規制の緩和と撤廃も求めたという。

河野太郎外相は実質合意について「(輸出解禁への)重要なステップだ」と評価した。


https://mainichi.jp/articles/20190415/k00/00m/020/031000c

<2019/04/15 毎日新聞>

日本産牛肉 中国への輸出解禁へ向け「動物衛生検疫協定」合意(写真と記事は関係ありません ACPhoto)

 

 

 

 


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