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「猫と一緒に生き残る防災BOOK」が人気 異例の重版

投稿者:AsaT

東日本大震災や熊本地震の避難所ではペットの受け入れが難しく、ペットを飼っている人はテントや車内で生活をしながらペットと過ごすケースが多くありました。災害が起きたときに愛猫を守るための防災情報誌「猫と一緒に生き残る防災BOOK」が人気を集めています。

記事によると、日東書院より昨年12月に出版された「決定版 猫と一緒に生き残る防災BOOK」は、猫の情報誌「猫びより」の編集部が、飼い主の目線に立って必要な情報を集めようと熊本地震などの被災者らに取材し、獣医師が監修したものだそうです。

東日本大震災では「狂犬病予防注射済票」や「迷子札」を付けていた犬は全て飼い主が見つかったが、猫は手がかりになるものがなく、1匹も見つかりませんでした。

こうした事実を踏まえて、1章では備えとして身元表示の重要性を強調。災害時に持ち出す物の準備やしつけの大切さなどを説明。2章では飼い主が在宅だった場合と外出していた場合の避難方法、猫がケガをした場合の応急措置を解説。3章では避難生活を取り上げ、猫を受け入れてもらった場合の注意点が書かれているそうです。

普段使用していないキャリーバックには緊急時には猫は入りたがりませんし、いざとなると冷静に飼い主さんも考える事ができなくなってしまいます。動物病院などので、防災意識を高める呼びかけを普段からご案内することも大切かもしれません。

同編集部の本田真穂さんは「愛猫家にとって猫は家族同然。愛する猫を守るため、正しい知識と備えを万全にしてほしい」と話している。A5判112ページ、税込み1404円。


https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/492106/

<2019/03/07 西日本新聞>

「猫と一緒に生き残る防災BOOK」が人気 異例の重版

 


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