室内飼育が増え、獣医療が発展し、家族同然としてペットの健康に気を使う飼い主が多くなったことから、犬猫の平均寿命は20年前に比べると、3~4倍伸びているそうです。そのため、人間同様にペットにも高齢化が進んでいます。
記事によると、埼玉県羽生市の老犬介護スペシャリスト清水佐知子さん(41)は、訪問ケアやセミナーを個人で事業展開する「ドッグケアスマイル」を立ち上げました。清水さんは東京の動物介護などを教える専門学校を卒業し、埼玉県羽生市の動物病院で13年余り勤務したそうです。
病気の犬の介護に追われる中で「1頭1頭とじっくり向き合える仕事がしたい」と考え、自身の愛犬も15歳の老犬であったことから、ペットケアの協会で介護やリハビリを学び直し、その対処法を実践してきたそうです。
老犬との生活に不安や悩みを抱える飼い主も多く、愛犬の介護に熱心になり過ぎて、夜も付きっきりで寝不足になる人もいるそう。清水さんは飼い主の悩みにも答え「愛犬と最後まで笑顔で過ごしてほしい」と話しています。
動物取扱業の登録を昨年11月に行い、今月から事業を開始。老犬を尋ねて飼い主を支えるカウンセリング(初回6千円・90分)などのほか、老犬介護に関する有料セミナーなども行っていくそうです。
今月20日からは羽生市内で、老犬介護に関する有料セミナーも定期的に開催する。テーマは「体験しよう!シニア犬のカラダ」「食事と排泄(はいせつ)の介護ノウハウ」「寝たきりにならないために」「認知症にならないために」など。
https://sippo.asahi.com/article/12092860
<2019/01/26 sippo>
その他の参照サイト
ワンペディア
高齢になった愛犬の変化、どう向き合うべき?【獣医師が解説】
https://wanpedia.com/senior-dog2/