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さんまの水揚げ過去最低 東京の卸値2倍、スルメイカも不漁

投稿者:AsaT

近年不漁が続いているさんま。昨年の夏には日本や中国など8カ国、地域が参加する国際会議で漁獲量の制限を初めて設けることが合意されています。年明けに発表された水揚げ量も過去最低であることが分かりました。

記事によると、全国さんま棒受網漁業協同組合(東京・港)が7日、2019年の全国のさんま水揚げ量が前年比66%減の4万517トンだったと発表。統計開始以来、過去最低となったそうです。

サンマの地域別の水揚げ量は、北海道が2万1千トン(63%減)、宮城県が9900トン(70%減)、岩手県が8千トン(66%減)と、全国的に不漁であることが分かります。

また、価格も高騰していて、豊洲市場(東京・江東)の19年9~10月の平均卸値は1キロあたり700~1000円と前年同期の2倍に近くに。日本近海ではイカ、サケなど大衆魚の不漁も目立っていて、過去にない不漁に漁業者や加工会社を抱える産地は打撃を受けています。

魚は猫の缶詰めやフードとして加工する企業もあるため、ペットフードが値上がりする可能性も考えられます。

唯一、増えているのはマイワシだ。19年の漁獲量は前年比2割増え、サバを抜きトップとなったもようだ。


https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54102600X00C20A1QM8000/

<2020/01/07 日本経済新聞>

さんまの水揚げ過去最低 東京の卸値2倍、スルメイカも不漁(写真と記事は関係ありません。PhotoAC)

 

 


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